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網状星雲西側

網状星雲西側

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    B

    続けて西側を。 今回は同じ対象を分けて撮ったので、出来るだけ同じ条件で撮ったような画像になるよう注意して処理しましたが、時間的にはこちらの方が先に高度も少し高いときに撮っており、そのせいか青の出方も良いような気がします。 ここでいう同じような画像というのは恣意的に色味を調整したということではなく、光害によるカブリを出来る限り丁寧に除去した上でカラーバランスがナチュラルになるように、バックグラウンドの基準の明るさも同じくらいになるように調整したということです。 それでもこの二枚を見比べるとなんかバック

    コメント15件

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    takuro.n

    グラウンドの明るさが違うのが分かるでしょうか。 これは以前上げた全体像を見てもらうと分かりますが、東側は周りにあまり他のガスがないところに浮かんでいるのに比べて、この西側は左には他の淡い星雲が迫り、右は暗いガス雲が広がってそれ以遠の星々を隠してしまっているからです。 輝星にゴーストが出てしまってるのはこのカメラの交換された天体用フィルターの特性でしかたありませんが、その輝星より上の青いガス雲が捻れたようになっているところ、この星雲の中でも特に好きなところで、長焦点鏡を入れてから是非撮ってみたかった場所の一つでしたが、なんとかこの夏に撮ることが出来てホッとしてます(^^ゞ この望遠鏡も少しずつ改良しながら試験してきて、今回は筒内気流の影響で星像が肥大している可能性はないかとヒーターを弱いものに変えてみましたが、これは相当効果があったようで前に上げたオメガ星雲の星像と比べるとだいぶ引き締まったように思います。 やはり反射鏡等だと筒内気流の影響は大きいですね(^_^;) 光学系が曇ってしまったら撮影そのものが出来ないからと最初は強いヒーターを付けてみたわけですが、当面は弱いもので使い、真冬になったら強い方に付け替えるような使い方も考えなければならないでしょうか(^_^;) しかし、星像が良くなったおかげで悪い部分も目立ってしまい、よく見ると分かりますが画像中心部と左上、右下を結ぶ対角上の星像は隅まで綺麗ですが、逆に左下は少し肥大してぼやけ、右上は少し流れてしまってるのが分かります。 輝星の光条を見ても光軸はそんなに狂ってはいないと思われ、これは完全に接眼部、特にレデューサーを使ったときのスケアリングエラー、光軸の狂いと思われます。 これはちょっとした工夫だけでは改善は難しそうで、別メーカーのレデューサーを買って試してみて、それでも駄目ならマジで接眼部総取っ替えかと思うと、この鏡筒の安定使用はまだ先のことだなと、早く本来の性能を十分発揮させた1枚が見たいという期待と共にちょっと気が重くなることでもあります(^_^;) GS-200RCレデューサ焦点1200ミリF6にAstro60Dをつけ、ISO1600で2012/9/12の22時44分から撮った6分露出8枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage、PhotoshopCS5と通して処理。

    2012年09月14日09時02分

    船旅

    船旅

    縦に赤と青く絡まりながら伸びる星雲と、その横で大きく光り輝く星とても素敵な一枚ですね^^

    2012年09月14日09時11分

    Em7

    Em7

    僕にはtakuroさんの言う。。。良くない部分というのが、殆ど解りません。(^_^;) クロスフィルターを入れたかのごとく、明るい星は十字があったり、いいですね~。 しかしこういうガス状の物。。。いったいどうやって発光しているのだろう?? 星の大きさからして、僕の撮った写真にも、拡大すれば何となくぼやけてでも 写ってくれていても良さそうな。。。ものですが。(笑) BORGとか欲しくなっちゃいますね。 あれって望遠鏡というよりは、カメラ用のレンズと捉えていいんですよね?

    2012年09月14日09時40分

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    takuro.n

    だいずさん、こちらにもありがとうございます(^^ゞ こちらの方が輝星が入ってしかも星雲も錐状に先鋭で見応えある感じしますね(^。^) 実際にはどちらも下がちょっと切れてますので、焦点距離的には少し長すぎなんですが、広角を使ってトリミングは出来ても長焦点を使って広げることは出来ませんので、ここを全部収めようと思うと上下に分けて撮ってモザイク、つまりパノラマにしなくてはならず、微妙なところです(^_^;) ほんとは800ミリくらいがあるとちょうどなんですが、カメラレンズと違って望遠鏡はでかいですしズームというわけにもいきませんので自分の持っている教頭に合った対象を選ぶしかありません(^_^;)

    2012年09月14日13時22分

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    takuro.n

    Em7さん、こちらにもありがとうございます(^^ゞ 良くない部分は星を撮っていると嫌と言うほど目に付くんです(^_^;) なんせ完全な点光源を画像隅々まで綺麗に写したいわけですので(^_^;) カメラレンズで撮るしかない広角側では現状では不可能な望みですが、このくらいの焦点距離になればちゃんと作られた望遠鏡をちゃんと整備すれば何とかなるはずなので、常に目標の一つですが、これがまた結構難しいんですよ(^_^;) 散光星雲の光り方は大きく二種類あって、赤い部分はその中で水素ガスが凝縮、圧縮されて星が生まれるかもしれないような高温になったところ、青い部分はそういう高温になっていないところがたまたま側に恒星があってその光を反射しているところです。 でもこういう星雲はどれも結構淡くて、固定撮影何十秒くらいではなかなか写りませんし、写っていてもその輝度レベルはノイズと同程度。 まずはノイズを何とかした上で相当強調しないと現れてこないんです(^_^;) BORGは一応望遠鏡だと思います(^◇^;) そういえる理由は大きく二つあって、まずはレンズ構成です。 近距離から無限遠までピントを合わせなければならないカメラレンズは使うエレメントの枚数も多くなり、その分僅かながらも光量損失も起こりますし収差補正も複雑になります。 それに対して望遠鏡は極端にいえば遠いところを見たり撮ったりするときの光の収束が良くて収差が少なければいいので、光学系設計もカメラレンズに比べれば容易で、使われるエレメント数も少なくて済み、結果的に光量損失も少なくできます。 また、望遠鏡は基本的に眼視のためで、撮影用途に使う方が少ないですので、屈折望遠鏡をそのまま現在の高解像なデジカメで撮ると色収差が残ることが多いです。 青ハロとか青滲みといわれます。 普段の撮影ではほとんど気が付くことはないと思いますが、完全な点光源である星を撮るとはっきり出てしまいますので、撮影用途に使う場合は専用の補正レンズを買い足さなければなりません。 これがすごい高くて、鏡筒のお値段より高いんです(^_^;) まあこういう理由から、BORG早鍼基本的には望遠鏡なわけですね(^◇^;)

    2012年09月14日16時30分

    ウェザー・リポート

    ウェザー・リポート

    いつ見ても素晴らしいです。自分にはまったく撮れない世界なので技術的なことも全くわかりませんが、素晴らしく美しいことだけはわかります。EOS60DとかCamera RawとかCS5と聞くとちょっと宇宙の神秘が身近に感じられますが・・・

    2012年09月14日18時22分

    chesara

    chesara

    こんなに透明感のある赤と青が出るんですね。 高度な腕がいるのはもちろんですが、赤外線カットフィルターを除去した改造カメラでないと撮れないんでしょうね。 おっしゃるように、確かに右と左では星の数が違います。 暗い星雲が遠くの星を隠す・・・ですか。 新鮮が多すぎて、超!---奥が深~い・・・と、チョット血が騒ぎ気味です。(^.*)

    2012年09月14日19時57分

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    takuro.n

    Kircheissさん、ありがとうございます(^^ゞ 天体写真は今では幾つかの機材さえ揃えれば誰でも撮れますし、それがデジタルになった恩恵でもあるんですが、その機材というのがほぼ天体専用のものばかりで、つぶしがまったく利かないのが敷居の高さでもあるでしょうか(^_^;) 望遠鏡の鏡筒部分であるBORGこそ最近ではカメラレンズ代わりに使われるようになりましたが、赤道儀や改造カメラとなるとやはり相当その気にならないと購入は出来ないですね(^_^;) でも私も5年前にこの世界に復帰した最初はコンデジ三脚固定15秒露出で撮ってたんですよ(^◇^;) まだデジ1まで買うつもりはなくて、コンデジでの貧弱な写りをソフト的になんとか出来ないかとその時たまたまパソコンに入っていた古いElementsで色々試していたのが始まりで、それが5年後にはこんなことになっているとは自分でも思いもしませんでした(^◇^;) 何がきっかけになるか分かりません。 ボーグ鏡筒や明るい広角レンズが始まりなのかもしれませんよ(^^ゞ

    2012年09月14日22時02分

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    takuro.n

    chesaraさん、ありがとうございます(^^ゞ このように赤い星雲にはやはり改造カメラが強いですが、中には無改造でも結構写るものもあり、CANONは駄目ですが最近のPENTAXやNikonは明るい散光星雲ならある程度以上写ります(^。^) ボーグ鏡筒をそのまま星に使うと結構青ハロ、明るい星の周りの青滲みが出てしまうんですが、EDレデューサーという補正レンズを使うと素晴らしい撮影鏡筒になり、それで撮られた写真はよく天文誌投稿写真欄にも採用されていました。 これを使うと77EDⅡがほぼ300ミリF4の明るいレンズとして使え、それで楽しめる天体は春以外数多くあります(^。^) つまり、chesaraさんの場合はこのレデューサー、鏡筒と同じくらい高いんですが、これを買い足すとすぐにでも本格的な天体の直焦点写真を始められるわけです(^^ゞ 1800ミリはさすがに初めてでは敷居が高すぎると思いますが、300ミリというのはオートガイドの歩留まりなど考えてもとても使いやすい長さなんです。 お持ちのK-5、使ってやってみてはどうでしょうか(^^ゞ

    2012年09月14日22時17分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんばんは。 ひそかに何を狙ってるんだろうと思ってましたが、凄いのが出てきましたね! アポクロ屈折とは違う感じでいいんじゃないでしょうか? (素人の生意気な小言です(笑)) 実は私もご覧になってるかもしれませんが、106EDにエクステンダー付けてM33を挑戦してるんですが、天候が悪いせいもありますが、同じような焦点距離でも反射鏡との違いに戸惑ってます。もちろんF値の違いもありますが写りの感じが全然違うので対象物によっては反射と屈折を使い分けないといけないなあ。と、感じてます。 アンタレス付近は前回、まだ高い位置で撮ったときですがF値を4に絞っただけで絞り羽根の関係で星像がシャープになりすぎ光条が激しく、いじってもないのにシャープのかけすぎだと思われたことから、今回は開放F2.8で撮ったわけです。単にそれだけの問題ではないと思いますが、ピント、星の位置等でも写りは変わると思いますので難しいところですが、200SSに関しては先端が十字になってるから十字の光条が出るのは仕方のないことで逆にそれを利用した撮影を心がけたいと思ってるところです。また馬鹿な考えですが200SSの先端をさらに2本バーを増やして8方向への光条を出した写真も撮ってみたいなあ。とか。。 また、素晴らしいお手本の写真をお待ちしてます。<(_ _)>

    2012年09月14日22時30分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 狙ってるというより幾つも撮影計画たててある中で時期的なものや天候、そして撮影地によって色々組み合わせを考えてあるんです(^○^) 私は一つの対象にある程度時間をかけるので、途中で焦点距離を変えずに撮ることでダークファイルも一種類だけ撮って帰ればいいようにとか、短焦点屈折なら南中越えして撮っても大丈夫だったのが新しい鏡筒ではそれは今のところ成功していないので南中時間まで計算して撮る順番を決めるとか、これでも前もってすごく準備してるんですよ(^◇^;) 勿論自分の中でこれは撮りたいというものはありますが、天候次第のこの趣味ではそれにあまり拘泥すると全てが狂ってうまく行かなくなることも多いんです(^_^;) Marshallさんも1対象に時間をかけるようになったら自然にそうなります(^○^) 反射と屈折の違いは大きいですが、普通は同じくらいの長さの鏡筒を持っていることは少ないのでどちらかといえば焦点距離によって使い分けていると思いますが、中には屈折なら屈折、反射なら反射とこだわりが出来てどちらかばかり集めるようになる人もおられますね。 私はくそまじめに天体写真をやってますが、本当は現在のデジタルというのは人それぞれいろんな可能性を追求して良いものだと頭では思ってます(^_^;) しかし、私にとって美しいのはやはり宇宙、天体そのもの、その思わぬ華やかさも淡いはかなさも、そのありのままの姿こそが美しいと思ってますので、言うこと書くことはどうしても基本に忠実な堅苦しいことばかりになってしまってるのは自分でも分かってますので、あまり気にせず色々試して楽しんでください(^^ゞ

    2012年09月15日00時00分

    chesara

    chesara

    takuro.nさん、いつもアドバイスありがとうございます。m(_ _)m EDレデューサーですか・・・4枚玉のスグレものですね。  私のBorgは、最初77EDⅡを買ったのですが、鳥を相手に振り回すのは少しデカいので、45EDⅡと60ED、71FLと揃えています。71FL+EM-5を常用に45EDⅡ+K-5にグリップスイッチとカメラホルダーをセットして手持ちのトビモノ用に、60EDはうちの奥様が使っています。77EDⅡは×1.4テレコン付けて、もっぱらISSにお相手頂いています。  補正レンズはマルチレデューサー×0.7とマルチフラットナー×1.08を持っていますがEDレンズではありません。 EDレデューサーもそのうち欲しいのですが、とりあえず、71FLのフローライトレンズに×0.7レデューサー(280mm、F4)にK-5接続で天体に向かってみようかと・・・。(^.^)

    2012年09月15日12時23分

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    takuro.n

    chesaraさん、なんとすでにそんなにBORG鏡筒持っておられるんですか(‥;) それならガイド撮影でも中の一本をガイド鏡筒に使ったりと、もうすでに道具は全て揃っておられるわけですね(^。^) 屈折望遠鏡というのはタカハシなどのごく一部の撮影鏡筒といわれるもの以外は全て眼視で必要な性能を基本に設計されています。 昔フィルムの時代はそれで撮影に使ってもそんなに問題はなかったんですが、現在のデジタルでは解像度がフィルムを超えてしまっており、完全な点光源である星を撮ると諸収差の補正が不足していて、周辺減光やコマ収差以外にもたいていの鏡筒では明るい星に青ハロ、青滲みと呼ばれるものがついてしまいます。 現在ここでもyoshi-tamさんというBORG使いの方がそれで困っておられます。 それを低減させるために補正レンズを使ったり、元々の対物レンズにフローライト、蛍石を使ったりするわけですね。 お持ちの71FLはそのフローライトを使った鏡筒で、EDレデューサーは付かない、というか必要無いようで、これもすでにお持ちのマルチフラットナーとマルチレデューサーで十分な補正効果があるようにBORGのHPではなっているので、それで始められるのがとても理に適っていると思います。 ただ、私はまだ71FLで撮られた天体写真を見たことがなく、すでに十分な実績のある77EDⅡにEDレデューサーを使った場合に比べてどのくらいの写真が撮れるのかは分かりません。 逆にchesaraSonに撮ってもらって是非見せてもらいたいと思いますので、何か撮られたらまた上げて見せてもらえれるとうれしいです(^^ゞ

    2012年09月15日23時49分

    迷える羊

    迷える羊

    初めまして。 かっちょい~(>_<) 青と赤のスクリュー 美しいです… まだ一眼自体始めたばかりなのですが、自分もいつか踏み込んでみたいです。 見れば見るほどこの世界の不思議さに戸惑わされます… コメントからも一枚にかける情熱が伝わってきてファンになりました。 takuro.nさんの写真楽しみにしてますのでたくさん撮って下さい!!

    2012年11月10日10時41分

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    takuro.n

    迷える羊さん、ありがとうございます(^^ゞ 星空を見上げても望遠鏡で見ても、人間のめは暗いものに弱く、特に色彩はまったく分からなくなりますので、こういう造形や色味を見ることが出来るのは写真ならではです(^^ゞ 最近天の河も見えるところの少なくなった日本では宇宙にこんなに多くの不思議な造形や美しい色味があることを知らない人も多いと思いますが、カメラもデジタルになってアマチュアでもこのくらいの写真なら何とか撮れるようになりました(^。^) コメントが長く専門的にさえなってしまってるのは少しでも多くの人と情報を共有し、またこれから始めてみたいという人のために少しでも参考になればと思っているうちにこうなってしまったわけですが、星を撮るのも最近でこそカメラの高感度ノイズ耐性が高くなってきて敷居も低くなってきてるんですが、それでもやはりやっていけば機材もソフトもそれなりに欲しくなり、そういう部分も敬遠されるのか固定撮影からもう一歩踏み込んでみようと思われる方はまだまだ少ないです(^_^;) しかし、見えない世界を撮るのはまさに不思議とロマンに溢れてると思います(^^ゞ いつか機会があれば是非踏み込んでみて下さい(^。^) しかし、この趣味は月がある時も雲がある時も撮れず、結局平均すれば月1~2回、ここに上げられる写真も月に数枚が限度ということになってしまいますが、私も撮れる限りは続けていきたいと思ってます(^^ゞ

    2012年11月10日12時26分

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