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懐かしき茶箪笥に逢へり資料館 歴史民族資料館というのがある。 地元の歴史・文化の資料を保管展示している市の施設だ。 この地には縄文時代の遺跡もあり、歴史の長い土地だ。 もっとも日本中がそうなのだが。 雛飾りを展示した文化会館の隣なので、ふらりと寄ってみた。 そこでこの茶箪笥を見つけた。 子どものころ、茶の間に置いてあったものとそっくりだ。 一番下の戸棚にはお菓子が入っていた。 中学生の頃に新しい素敵な茶箪笥に変わったのだが、今となってはこれが懐かしい。 懐かしくて目頭が熱くなった。
ペペロンターノさん はは。せっかくの末路座礁師の玉句ですが、お菓子の入っているとてもフレンドリーな茶箪笥だったので、夜中に起きて通り過ぎるときにでも、怖いよりはむしろ開けたいという感じでしたねえ。 引き出しの中には、書類や五つ玉の大きな算盤が入っていた。父の座のすぐ横にあったので、書庫でもあったのだろう。事務室が別にあったのにね。 引き出しの隙間から覗いているのは、青白い・・、書類だった。
2024年03月22日21時00分
キンボウさん どこかの家の古くなったものが寄贈されたのでしょうね。 一枚板の引き戸です。見事なものです。 今でも欲しい。 うちの古いの、どうなっちゃったんだろう。今度探してみよう。
2024年03月22日21時02分
長火鉢も鉄瓶も茶箪笥も見事です。 現代で設えるには 材料の調達から難しいと 思います。そして年を経た趣は新品では得られ ません。良い手入れがなされてるようですね。 大切に継いでほしいものです。
2024年03月22日20時44分
頂雅さん おっしゃる通りです。 今ではケヤキの一枚板などなかなか手に入るものではありません。 貼り物ではない無垢の重厚感があります。 でも、これは資料館の展示物。まだ家にあるなら実際に使い続けたいものです。
2024年03月22日21時04分
♪tomo♪ さん そう。取っ手はみんなこうでしたね。 ぜひきれいにしてお使いになるといい。 クラシックカーに乗るのに匹敵します。 いや、もっと豊かかもしれない。
2024年03月22日22時58分
ペペロンターノ
光の当て方で雰囲気を上手く演出していますね。 この暗さでiso400。 超スローシャッターでしっかり止めて撮られるとは! 流石、研ぎ澄まされた武人の揺るぎのないメンタルは指先まで通ずるということか・・・。 ところで、「懐かしい」という感覚の一方で、子供心に得体の知れない怖さを感じることもあるのではないでしょうか。 例えば、これが真夜中の丑三つ時だとしたら・・・。 夏怪談 茶箪笥に潜む 死霊かな 末路座礁 ほうら、引き出しのスキマから何かが覗いている・・・(≧◇≦)
2024年03月22日15時39分