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シリーズ昭和の残像(24)(古里の酒屋)

シリーズ昭和の残像(24)(古里の酒屋)

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    昭和40年代に家内の郷里で撮影しました。 時代劇の撮影に使えそうな、なまこ壁の重厚なつくりの二階と、 プラスチックのビールケース、木製の日本酒ケース、金属製シャッター・・ 滅びゆく古里の景色へオマージュを感じシャッターを切りました。

    コメント2件

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    孤高のカッペ

    蔵元ではなく酒販売店の様ですね。 薀蓄を一つ 久世町、落合町、勝山町などこの界隈は現在真庭市となっていますが、 元々国道181号線沿いのこの辺りは古くから宿場として栄えたと記憶 していて、昭和50年代も街道沿いは白壁・海鼠壁が続き風情がありま したし、現在でも裏に入るとその面影があるようです。 岡山県の蔵元は今でこそそれぞれ独自の品名の地酒をだしていますが、 その昔(確か昭和50年台頃までだったと記憶)は灘の蔵元の桶買い用 として醸造・出荷していました。 そんな中、辻本店(勝山町:久世町の二つ隣り)は「御前酒」の銘柄 で地酒を醸造・市販してきた数少ない蔵元の一つです。 超甘口で小生の好みではないのですが。 なぜ地酒が発展しなかったかというと、 東の兵庫県(灘、伊丹)・京都(伏見)と、西の広島県(西条、竹原) があり、味・品質でたちうち出来なかったと言われています。 岡山県には良質の酒米「雄町米」があったのですがね。 最後に、「灘の生一本」と名乗れるのは「白鷹」のみ。他は桶買を混 ぜているので「生一本」は名乗れません。 街道名、思い出しました。「出雲街道」あるいは「出雲往還」です。

    2023年06月12日19時45分

    ご隠居鳥

    ご隠居鳥

    孤高のカッペ様 コメントを有難う御座いました、お返事遅くなり恐縮です。 良くご存じですね^^。 この写真は、久世町の裏通りにあった、酒類販売店です。 家内は久世町と落合町の境界地(真庭郡落合町中村)に実家があったので、 帰省する度に写真撮影に久世町内を歩いていました。 御前酒は地元でも有名な銘柄で、家内の実家も盆暮れ、法事の際には、 御前酒を購入していました。最も義父は極端に酒に弱かったのですが、 息子たちは酒乱に近かったです^^。 姫路から津山、勝山を結ぶ街道は、古くから山陽と山陰を結ぶ交通の要衝でした。 ご存じとは思いますが、(明治40)年にルネッサンス様式の木造校舎として建てられた、 旧遷喬尋常小学校は完全なシンメトリーのデザインと白亜の外観が印象的で、『ALWAYS 三丁目の夕日』 『火垂るの墓』などの映画のロケ地としても使われています。 義母(家内の母)はこの小学校の卒業生です。 森田醤油醸造元(ヤマモ醤油)のムラサキも忘れ得ぬ郷土の味です。 広島(大林組)に就職したほぼ酒乱の義兄は加茂鶴が好みでしたね。 蘊蓄伺えて、楽しかったです・・・。有難う御座いました。 ご隠居鳥 拝

    2023年06月18日23時09分

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